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N26の銀行口座をオンラインで開設した (18th March, 2022)

ドイツ留学では基本的に銀行口座が必要

銀行口座が保険の契約に必要だったり、ビザの契約に必要なだったりする。今回、学生証を取るために、国内医療保険を契約する必要があり、そのために銀行口座を作る必要があった。

それだけでなく、日本のクレジットカードを使うのは、レートの都合上不利なので、ドイツの銀行口座を持つことで、日本の銀行-Transferwise-ドイツの銀行口座間を最安レートで奨学金のやり取りをしたい、という背景もある。

ドイツのスタートアップ銀行N26

オンラインで開設できるN26に口座を開くことにした。これは、日本人の大先輩がおすすめしていたオンラインバンクである。日本のオンライン銀行で言うところの、楽天銀行や、住信SBI銀行的な立ち位置だろう。

https://n26.com/en-eu

口座開設がオンラインで完結する、という特色は入国直後の諸所の手続きで忙しい私のような留学生にはありがたい。

登録の流れ

公式サイトから住所や国籍等のプランを入れた。そして、アプリをスマホに入れ、現地の携帯電話番号を紐づけた後、パスポートを準備してビデオ通話を始めた。

この通話の待ち時間が十秒もなかったのに驚いた。通話のやり取りは英語で行われた。パスポートを裏返したり、さまざまな厳格なチェックが行われた後、晴れて口座の認証が完了した。

備考

  • 現地の携帯電話番号がSMS等で必要。もちろん、代わりに日本の携帯番号でローミングしてもいいが。
  • 現地の住所が必要。
  • 法的な手続きなので、嘘をついたら「詐欺」として法的に処罰されるので気をつけましょう。
  • 電話認証の後も「認証をする」のステップが10分ほど表示されましたが、しばらくして認証完了の通知がくるので気長に待ちましょう。
  • プランは口座維持費が最安の0円にした。これだと、物理的なカードは発行されない(10 EUROで物理的なカードが発生する。)が、当面はいいだろう。

登録完了後

アプリ上からバーチャルカードを使うために、10EURO以上を入れないとアクティベートされない。

クレジットカードから入金できるようだが、自分のクレジットカードでは受け入れてくれなかった。代わりに、自分のIBANが出てきたのでTransferwiseで送金した。

ひとまず、最安レートでキャッシュレス決済ができるようになったので安心した。1年住むとなると、さすがに日本のクレカで支払うと、国際決済手数料とか、不利なレートがかかるので、現地口座が作れてよかった。

今後も、バッチ処理的な感じで、日本円をまとめてTransferwiseでドイツの銀行口座にすることで、手数料が総金額に対して相対的に限りなく小さくなるように努めたい。

Transferwiseの送金、いつも予定の日時が来る前に、10数分で完了してしまうので驚かされる。国と国の金融的なやり取りさえも、シームレスになってきた。いい世の中に生まれたものです:)