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渡航-関空からアブダビまでの日記 (25th March, 2022)

渡航プランの概要

渡航のフライトはJetStarで関空→成田に飛び、その後、エティハド航空で成田→アブダビ→フランクフルトというプランでドイツへの渡航を行っている。

通常、1年後のチケットは購入できないことが多いので、今回は片道フライトのみ予約した。ここでは、JetStarは1万円台、エティハド航空は4万円代で予約できたため、非常に安くドイツに行けるプランとなっている。

どこかのハブ空港を経由すると、直行便に比べて大幅にフライト金額を節約できる。今回の例では、アブダビを経由している。もちろん、経由地があることは、トランジットで数時間待つことになり、出発から最終目的地到着までの時間は増える。一方で、経由地があることで、未知の空港を訪れたり、飛行機での時間を長く過ごせるので---楽しむことができる人であれば---素晴らしい体験になる。

早朝の準備

早朝、3:50分に目が覚めたので、荷物の最終チェックを行った。

140と呼ばれるサイズのダンボールの四隅をガムテープで補強し、洋服-日本酒-洋服というように、割れ物の日本酒をサンドイッチした。その段ボールを、キャプテンスタッグ製の990円のコロコロキャスター(1.5kg)に固定し、車輪をガムテープで補強した。

Tips:

  • サイズは160だと国際線では航空会社によっては制限に引っかかるギリギリのラインなので、140を選んだ。
  • 日本酒はアルコール16%ほどなので、ドイツの関税では2L以内に収める必要があることに注意。
    • 720ml瓶だと2本でも中途半端になるので、900mlの飲み比べセットをx2で持っていくことをオススメ。
    • ちなみに、私はお酒は普段は飲まないが、ドイツ人の知人がI do like sake!と言っているので、お土産でプレゼントする予定。
    • 段ボールには「割れ物」FRAGILE, 「この面を上に」THIS SIDE UPなどと書いておくと安心。

関空にて

コロコロキャスターと手荷物バッグを計量すると7kg制限オーバーが発覚。コロコロキャスターを段ボールの中に詰め込むという荒技で解決。この結果、空港でのダンボールの移動ができないかと思ったが、空港には至る所にカートが置いてあるので、それを使った。

Tips:

  • 受託手荷物は140サイズの段ボールで私の場合、14kgとなった
    • 衣類だけなら、もっと軽くなるので、Jetstarの受託は15kgほどでいいかも?
    • 私の場合、20kgも枠を購入したが、そこまでいらなかった。

成田にて

赤いガムテで補強した段ボールが、威風堂々と受託手荷物受け取りのレーンにあらわる。 成田にもカートが至るとこにあったので、段ボールからコロコロキャスターを出すまでもなくここでもターミナル間の移動に成功。

国際線手続き

エティハド航空のカウンタにて、Verified to flyという窓口に直接向かい、荷物を預けることができた。実は、現在、国際線ではワクチン証明の提示等の手続きが必要なのだが、Verified to flyというオンライン上の手続き(渡航に必要な書類をアップロード)をすれば、列に並ぶことなくすぐに荷物を預けられる。

ほとんどの人は、Verified to flyを利用していなかったのでEconomyレーンに長い時間並んで書類の確認手続きを行なっていたことに驚いた。少しの手間で大きな快適さが手に入るので、こういったオンラインサービスは積極的に使うことをお勧めする。

国際線保安検査

  • 疑われるものは全て出すのが時間の節約につながる
    • 筆記用具はあらかじめ出しておく
    • チューブ入りの液体っぽいやつも出しておく
  • アーミーナイフは入れない
    • 自分の前の人が持ち込もうとしていたのに驚いた

飛行機搭乗前

国内SIMをスマホから設定上無効にした。そして、フランクフルトで使うSIMを挿入し、機内モードへ。

Tips:

  • 海外と日本を行き来する場合、スマホはデュアルSIM対応がお勧め。
    • 例えば、SIMスロット1に入れた日本のSIMからいつものSMS認証を使いつつ、データ通信は現地SIMをデフォルトにするといいかも
      • 自分の使ってるマイネオのAプランだと、海外からSMS受信無料なので、このやり方と相性が良さそう
  • 現地のSIMはAmazonで使い切りのThreeというものを購入
    • これは、フランクフルト到着後からの一時しのぎ用として想定
    • これを使い切るまでに現地の携帯キャリアと契約する予定

飛行機の上で

エティハドのアブダビ行きの便はいたせりつくせりでした。

例を挙げると:

  • 新しいタブレットデバイスが座席に備付され、エンターティメントの選択肢が豊富
  • 備品が充実:枕、ブランケット、マスク、消毒剤、お手拭き、ヘッドフォン、耳栓
  • 電源タップが充実:USB給電、Cタイプのコンセント
    • 補足:後者は、USBタイプCのことではなく、ヨーロッパでよくある丸い棒の形状のコンセントのことです。変換アダプタが必要です。