自分に正直であること (25th Sept, 2024)
せわしない日々の中で、自分の原点に戻ることと、そしてそれに対して正直であることは難しい。この旅はどこから始まったのか、何を感じていたか、それを考えれば答えは出ているのかもしれない。
ものごとは必ずしも両立しない。自分は複数のことをこなすのが得意でなく、どうしても現在できることにエネルギーを振り分ける傾向にある。自分の環境でできることに対して成果を最大化することが、自分の方策・ポリシーであった気がする。今あることを活用しようとすれば、新しい方面を探索できない。かといって、新しい方面にいくことは、今ある環境や状況を利用できない。大学の時の教科書に利用と探索のトレードオフのコラムがあった。その隣にいたロボットが、吹き出しで「まさに人生そのものだね!」と他人事のように言っていた。
さて、自分のメンターが言っていたように、人生のどこかで必ずダウンタイムがくる。これは避けられないらしい。これは夏から秋になって急に肌寒くなった、ただそれだけの可能性もあるし、別の内的・外的な要因だったり、それら全てが絡み合っているかもしれない。自分の感情に対して、それの存在をまず認めること、が大事だと昔読んだ本が言っていた。そして、今あるものに感謝すること、ポジティブな側面に目を向けることも大事だとその本が言っていた。
まずは、自分の気持ちに正直であろう。それを書くための(誰も読んでないであろう)ブログなのだから。そして、今、健康であること、衣食住が満たされていること、友人や同僚の善意を日々感じていること、美味しいご飯が毎日食べられること、毎朝のカフェのコーヒーが美味しいこと、吉野家の牛丼・寿司屋の寿司・ラーメンがいつでも食べられること。(ドイツに住んでたときは、これはほぼ不可能だったはずで、日本に帰ってきて関空でカムクララーメン食べた時のありがたみと感動をいつまでも忘れないこと。)書きながら思い出したけど、関空に帰ってきた時に、母親がいつも気にかけてくれたこと。
肌寒い秋の夜、夜ご飯を食べるタイミングを逃したけど、秋の夏虫が色々語りかけてくれている。暖かいスープを飲んで、また明日があることを祝福しよう。 2024-09-25 22:21 JST