気分が優れない日もあるけれど、それも含めて留学の日常 (10th June, 2022)
今日2022/06/09
家に帰ったあとは少し気分が優れない。いくつか原因になりそうなものを挙げてみる。
早朝に早く起きて研究室に行ったので睡眠が足りていないかもしれない。あまり運動してないかな。刺激物をとりすぎたこと(コーヒー3杯と緑茶一杯)。後はそもそもやるタスクが多いこと。
またやりたいことと、やらないといけないことのミスマッチが起きている。
サイドのプロジェクトの負担が大きく、自分の卒論のメインプロジェクトに割く時間がへっている。また、これまで開発に時間かかることが多く、もともと興味があった機械学習系の解析などやりたいことができていない。
またミーティング進捗報告する時に目に見えにくい作業などは報告できないので、進捗があまりないように見えてしまうところか気になる。特に慣れないフレームワークを使う場合些細な部分の修正でも問題の解決に時間がかかることがある。ただ私は頑張りましたということをアピールするのは、ミーティングの目的ではないのもわかる。何らかの状況に基づいて意思決定をすることがミーティングの目的のようにみえる。その点で言えば何らかのたたき台を用意するということが必要だろう。メインプロジェクトの方では来週を時間を作って、書くことで方向性の一つを出してみて次のミーティングで検討したい。
また、メインプロジェクトの研究テーマの方向性が見えなくなっているのもある。ここを最終的には自分で決めないといけないのだけれども、もちろん研究室の方向などの様々な制約条件を考えないといけない。ただそれらを全てを満たすような研究を目指すのは、本当に必要なのかということが気になる。時間は有限であることと自分が今4年生であることを考えれば、まずは規模が小さくても研究を通して論文を書くまでの小さなステップを埋めればいいのではと私は個人的に考えている。ここの考えの溝は埋まるのだろうか、それともどこかで妥協点を見つけるべきなんだろうか。
もう一つは将来について考えることが多いからだろう。一社だけ就活をしているが、ついに4回の面接が終わり内部でのレビューのプロセスに入ってるそうだ。もしオファーが出た場合には、進路の選択肢がさらに増えることになる。
さらに輪をかけるのが、自分日本の大学の出願期限が迫っていることもある。基本的にはドイツ、イギリス、アメリカの大学院に進学することを考えている。しかしそれぞれにメリットとデメリットがあり単純な比較はできない。日本の大学に出願するのにも時間的精神的なコストがかかるから、日本の大学に出願することは考えていない。しかし、ふと「それでいいのか」という理由のない不安が浮かぶこともある。
日本の大学院では比較的研究に重きが置かれているため以上の三つの国と比べてコースワークが少ないように見えるのは良い点だと思う。一方で大学の中の国際化という点ではやはり欧州、またはアメリカの方が魅力的にも思える。また大学の話とは別に日本という国自体の将来に、私は正直悲観的であるというのもある。現在留学をしていて日本の円がユーロに対してかなり安くなっている。またこちらに働く人たちの話を聞くと、福利厚生や待遇の面で日本とそれ以外の主要な先進国では大きな差がついているように見える。しかしそれを考えようとすると、「そもそもまず自分は何をしたいのか。お金を多く稼ぐことがさをそれほど自分の幸せに寄与するか。」など、哲学的な問いが浮かんでくる。そもそも考えすぎは、考えないことよりも良くないのかもしれない。
さてこうして今思っていることをとりとめなく音声認識で書き起こしている。どうやら全体的に今日はネガティブなことしか書いていないようだ。
ではどうやって対処を取るべきなのか。週末は休息をとって楽しいことをする。今日は熱いシャワーを浴びて寝る準備を整える。明日はコーヒーを控えて代わりにカフェインの少ない煎茶に置き換える。研究所に行く前の近所の散歩をもう少し増やしてみる。可能であれば心拍数を上げるために散歩ではなく早歩きにする。ちょっとした工夫で毎日をより楽しくすることができたらいいな。